解散会見

・闇営業騒動って、なんだったのか。

匿名で、誰に対してもコメントができるようになった。そうすると、だれかが悪いことをしても、その「悪いこと」よりも、どんどんと他に目が映る。それは、悪いことをしたひとより、まわりにいて批判をするひと。すごく他人なのに、その火に絶やさず油を注ぐひと。そのひとが、どんんどんと目に映るようになる。

過程において、他者を批判する気持ち悪さ、煮干しラーメンだと感じたくないようなエグみ。テレビの世界はライトが強すぎるから、そこが眩しかったり、居心地悪くなたりすれば、他の場所に行ってもいい。

そういえば、ちょっと前にお笑い界のトップスターである芸人が、こぞって謝っていた。なんだか悪い気がするけど、正直なところ、なにが悪かったのか良くわからない。それは謝りかたのせいか、そもそも謝ること自体のせいか。少しして、以前の社会から抹殺されて、いつのまにかテレビからウェブの世界に居場所を移す。

ネット時代の過ごしにくさを、ひさしぶりの芸人の解散会見でおもったな。ぼくはテレビ離れが甚だしい世代。それだけでなく、従来の当たり前が変わる過渡期せ育っているから”いち早く”ネットの不自由さをも感じている気がする。

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。なんだったのだろう。