頭サビ9割

頭サビ9割

〜自分と向き合う時間〜

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準備ができてなかったとしたら?

すべてのいい条件が整ってから、スタートが切れるなんてことは、ほぼないと思っていい。なにも片付いた部屋で、腹が減ったときの準備もできてて、他の仕事はぜんぶ済んでいて、だれも邪魔しに来ないし、睡眠も足りていて、仕事の資料や道具も揃っている…って、そんな状態はあるわけがないのに、それを願ったりする。あなたもそうだろうし、わたしもそうだ。

「ほぼ日-今日のダーリン」より

なにかをはじめるとき「うまくいけばいいのに」と他人顔で自分の幸せを願っている。そんなときは、たいていうまくいかない。なぜなら、十分な準備ができていないからだ。完璧な準備ができることはなくても「これだけすれば大丈夫だ」と思えるほどに。実は、そのレベルまで時間を費やせることはほとんどなくて、だいたい中途半端な準備で戦っている。そんな世界観が多くのひとにとって、当たり前じゃないかな。

その前提において、「準備する力」は大きな武器だ。スタートラインに立つ段階で、勝ちに大きく近づくことができる。

そんなことはさておき、やっぱり準備が十分じゃないなかで「戦う術を知ること」も大事だ。そのひとつに、勇気があるな。馬鹿みたいだけど「なんとかなるでしょう」と怖いもの知らずの感情になれるか。この力は「準備する力」よりないがしろにされるかもしれない。ちゃんと準備するほうが、真っ当のように思えてしまうから。けれど、振り返れば(リソースの問題で)準備は十分にできないのが世の常であるから、その状況を受け入れ、立ち向かう勇気は大切なのだとおもった。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。スポーツのようなもの。