頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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お守りのような「ノート」の存在 #2

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人生を通して学んだこと。「学び」を忘れるのって損な気がしてしまう。だから僕は「学び」をノートに書く。

海外インターンをしていたとき、会社の上司をものすごく尊敬していた。そんな上司が、日本に帰ってしまうことになる。すごく寂しかったし、不安だった。

お別れの日、上司に花束とメッセージカードを渡した。すると上司はお返しに、一冊のノートをくれた。その名前が「MDノート」。一枚一枚がしっかりしていて、ボールペンでクッキリと書いても、裏に透けない良さがある。

そのノートの使い方は、自由。僕はとりあえず、その上司から教えてもらった「大事なこと」をノートに書き記した。そのノートを見れば「上司が近くにいる」と思えるような気がして。そして「不安な想いを解消できる」と思って。

上司からの学びをきっかけに、人生を通して学んだことを書き記すようになった。できるだけキレイな字で、そのときの雰囲気を思い出せるように意識しながら。僕はそのノートを「初心ノート」と名付けた。

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昨日、初心ノートを使い切った。ハシからハシまで。大事なことでいっぱいにした。面白いのは、2年間をかけて「ノート1冊分の学び」を吸収したわけだけど、案外身についていないということ。このノートを見れば、忘れていた学びを思い出す。モヤモヤしているときにノートを見れば「学び」はモヤモヤを解消する答えになる。

これからも悩み、行き詰まることがある。そんなときに、初心ノートを見るだろう。だってこのノートは、僕にとってのお守りみたいなものだから。