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〜自分と向き合う時間〜

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志を持てば、人気取りの必要はない #3

海外インターンをしていたときに、CEOが言っていた。

「志を持てば、人気取りの必要はない」

このコトバがだいすきだし、不安なときに勇気づけてくれる。

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そういえば就職活動を始めたとき、安直に企業選びをしていた。それは、

・業界を決め、その業界で大きな会社順に、志望度高めでエントリーしていく

というもの。もしかしたら、就活のスタンダードかもしれないけど、今思うと間違った方法だった。なぜ、その方法をとったのかというと、高校・大学選びと、そういうふうに選んできたからだよね。大学の選び方は、合格のできる範囲内で、偏差値の高い学校順に志望した。

就職活動では業界内の大きさ、いわゆる”企業偏差値”で志望企業を決めていくと、なかなか選考に進めない。なぜなら志望する理由が表層的なものになりがちだから。

「御社はITの分野において最大手で、日本だけでなく、世界中に大きな影響を与えられると考えました。働くからには、多大なる影響力を持ちたいと思い、御社を志望しています。」

こんなふうだと、別に「自分」がその会社で働く理由にならない。「あなたじゃなくてもいいのでは」って落とされた。暗記すれば「誰にもで言えそうな志望理由」しか言えないのは、本当に志望する理由がないからだ。

結局、僕は組織変革を行うコンサルタントとして働く。その企業、業種を心から志望できたのは、自分の志が実現できると思えたから。志を持てば、その志を実現するための企業選びができるようになる。すると企業偏差値や、業界によって企業を選ばなくなって、企業のビジョンや事業のコンセプトが大事だと感じるようになる。

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 就職活動で内定する方法が言いたいんじゃなくて、就職活動を機に、志の重要性を実感した話。志を持って、人生における評価軸みたいなものを、他人の中から自分の中に戻す。人目を意識しなくなって、人気取りの必要はなくなる。