頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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考えることが得意と、好き #237

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自動車免許を取るために、修了検定という試験を受けなければならない。試験は2つある。簡単にいえば、実技と筆記だ。はずかしながら、はじめは余裕だと思っていたけど、そうでもない。いざ試験対策がてらに、筆記問題を解いてみる。すると、合格点の90点になかなか届かない。受けても、受けても、80点前後なのである。これは気合を入れないと、そう思って修了検定に挑む。

僕はたびたび、ここで「考えること」について考えている。最近ふと、僕は考えることが得意ではないのだと思った。すぐに答えを出すことや、秀逸な答えを出すことのような、考えのアウトプットから判断すると、けっして得意ではないのである。免許合宿では、初めて経験することを、頭を使って捉えることが、素直にむつかしい。僕より早く、正確に上達している人のほうが「考えることが得意」なのだろう。

もうひとつだけ付け足せば、考えるのは得意でないものの、好きなのも事実である。書くことを通して「得意なんじゃ?」と思えてしまってたけど、ただ「考えるのが好きなひと」だったのだ。自分のペースで、自分のために、物事を解釈するのが楽しい。うん、得意じゃあ、ない。

考えることに限らず、なにごとも「〜するのが得意」と「〜するのが好き」というふうに表せれる。物事を取り組むとき、得意なひとは、すぐに結果を出す。好きなだけでは、すぐに結びつくとは言えない。それでも、好きには「特有の粘り気」がある。だから困難を乗り越える必要があるときは、得意なだけでは、乗り越えられないことも、好きなひとは粘って立ち向かえる。それを執念と呼ぶことも出来る気がする。考えることに話を戻せば、僕は得意ではないから、結果に結びつきづらい。だけど、粘ることはできるのである。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。