頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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「大学生らしさ」と「社会人っぽさ」の狭間で。 #306

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・気がつけば社会人だ。一丁前にも私立の某マンモス大学に通い、休学して海外でインターンをしたり、留学したり。ああ、あの日々が懐かしい…と振り返るのも束の間、朝早くから銀座にあるオフィスで研修を受けている。それでもやはり、気分はまだ大阪の茨木にあって「学生気分が抜けてない」と注意されたこともあったっけ。「学生気分」とは、なんだかよく分からないけど、なんとなく悪いもののような気がする。

ふにゃふにゃ考えみよう。注意された状況は「休憩時間に、同期とじゃれ合っていた」というものだった。じゃれ合うと、おこられる。これは決して、大学生のときにはなかった。たしか研修では、社会人と大学生では責任の有無が大きく違う、と言ってたっけな。”社会人として責任感のある行動が求められるのに”「同期とじゃれ合っていた」から注意されたと考えられる。もしそうなら「学生気分が抜けてない」と言われるのは、たいてい何も考えないで、周りを気にせず、責任のない行動を取っているときなのだ。馬鹿騒ぎをしていたりね。

それでも・・「学生気分」を抜いたとしても、それが学生らしさを失うことではあってはならないと思う。学生らしさーーそれは「なにごとも恐れず挑戦する姿勢」ではないか。というのも学生には能力やお金はないけれど、時間がある。だからか学生は1年もあれば別人になれるほど、いろんなことに挑戦する。経験則的に言えば、時間に余裕があるぶん「挑戦しよう」という気になりやすい。そんな自由にノーリスクで取り組む様子は、社会人になって、少しだけ客観的にみて価値があると感じる。

「学生らしさ」と「社会人っぽさ」の狭間でモヤモヤするけれど、学生らしさがあってもいいんじゃない?学生気分を抜く!と意気込めば、なにごともスマートにテキパキとするのがいいと思ってしまう。とはいえ学生らしく無邪気に、元気一杯に、挑戦を恐れない社会人になりたいよなあ!

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。