お気に入り
・自分の特殊能力と言うべきか、ぼくは「場づくり」の才能があると思う。 突然なんだ、と思われるかもしれないけど、本当なのである。振り返れば、中学生くらいから委員長をすることが多かった。決して頭が良かったわけではない。やっぱり場を作るのがうまか…
チームですることの大変さは、だれもが往々にして感じる。たとえば、自分の言っていることが伝わらない。逆に、言っている意味がわからない。「ひとりでやったほうが、はやいや」と思ってしまうと、とたんにチームでする意味を見出せなくなる。どうしてチー…
・「真剣にならないと、おいてかれるよ」 そんなひとことを、言われたのはいつぶりだろう。いや、「おいてかれる」なんてことを言われたことがなければ、思ったこともなかった。研修で同じチームのメンバーからそう言われると、妙に現実味を感じて怖くなった…
・社会人になってから、文章を書くことが増えた。リモートワークだし、上司や同期と連絡を取る手段は、チャットかビデオ通話になる。ビデオ通話だと要件を手っ取り早く伝えられ、ミスコミュニケーションしにくい。しかし事あるごとに電話をするのもなあ・・…
ふと休憩時間にツイッターを見ると、こんなことが書かれていた。 毎日、毎週ブログなどをそれなりの頻度で書いてる人でも、一向に文章が読みやすくならない人がいるので、毎日書いてるだけだと意味ないんだなぁって思う。 相手にとって読みやすい文章を書こ…
「えー、はじめまして。よろしくおねがいします」 怒涛の自己紹介ラッシュ。自分の「魅せ方」に困っているのは、ぼくだけじゃない。 勤務を終えたあとに、同期と電話した。そのひとも同じように困っている。彼女は大学を卒業する間近に、インドに行った。ヨ…
・要は、振れ幅なのだ。 ぼくが働きはじめた企業は、異常だなあと思う。というのも、圧倒的な居心地の良さがあるからだ。雰囲気づくりは、新入社員を歓迎するために取り繕われたチープなものではなく、長い時間をかけて作られたもの。そしてこれからも、続く…
・ああー、少しずつ前に進む感じがする。社会人になった実感というのは、おそらく去年のひとよりずっと少ないけれど、それでも時に感じている。大学生では抱かなかった責任感や、築かなかった人間関係があるから。「社会人になったなあ」と思う。この2週間で…
・バカの壁に、気づくこと。という、僕の上司が3年前に書いたnoteをみた。そこには養老 孟司氏のベストセラー『バカの壁』を踏まえた、上司なりの気づきがある。 バカの壁がなにか、とは詳しく分からないけれど、その壁が自分と相手の区切るものだと思われる…
今年のはじめに「すること」と「しないこと」を明らめるというテーマで、日記のようなものを書きました。そのときに「自発的な飲酒をしない」と宣言したのですが、実のところ、割と飲んでしまっています。お酒と距離を置いたことで分かったのですが、ぼくは…
・毎日のように、書く。ということを続ける。それだけが今、自分の誇りになっているような感覚がある。 新人研修を受けていていると、何年も働いていて、それはそれは”自信”に溢れているような先輩社員がいる。そんなひとにすら「ぜったいに負けていない」と…
ついに、緊急事態宣言が発令された。その実態やタイミングについて、話せるほど詳しくないけれど、まずは良かったと思っている。そのうえで、本格的に長い戦いが始まる気がして身が引き締まる。相手は見えない敵だから、ちょっとした油断が命取りになる。 そ…
・気がつけば社会人だ。一丁前にも私立の某マンモス大学に通い、休学して海外でインターンをしたり、留学したり。ああ、あの日々が懐かしい…と振り返るのも束の間、朝早くから銀座にあるオフィスで研修を受けている。それでもやはり、気分はまだ大阪の茨木に…
・東京に引越しをする前日に、この日記のようなものを書く。 明日の朝、家を出る。荷物をまとめたはずなのに、思いのほか自分の部屋に変化がない。それは、もともとモノを持たない性格だからでしょうか。それ以上にここ数日間で変化があったことは、やはり自…
・ネコがウチに来て、4ヶ月くらいが経った。お父さんが毎日寝る前に、”おやつ”をあげているおかげもあるでしょう。おなか周りが、立派になっているネコ。それなのに顔の大きさは変わず、ちっちゃくて丸い顔がかわいい。いつも「ずっと家にいてね」と思ってし…
当たり前だと思うことの多くが、同じグループ内での共通認識でしかなく、その基にはルールが風土がある。だから違うルールや風土を持つひとなら、ズレが生じてくる。そういうことを、ぼくは分かっていたつもりだった。しかし深い意味での理解を、できていな…
・3月早々にコロナによるビザの関係で、インドに渡航できないことがわかった。とはゆえ、そのあとに予定したスリランカのチケットは取っているし、卒業旅行はしたいし…という傲慢ともいえる想いがあって、スリランカに向かった。 はじめは順調に観光していた…
・いま僕はスリランカにおり、ひっそりと学生生活に別れを告げようとしている。 そういえば5年前に志望していた大学に合格し、はじめて語学留学のためにフィリピンに来た。それが、この3月である。それ以来、長期休暇を利用してはアジアを旅し、15か国くらい…
1ヶ月ぶりくらいか、仲の良い友だちに会った。彼は同い年だけれど、就職活動をしている。とはいえ、なかなか気合が入らずにいたみたいで「とりあえず会って就活の話をしよう」ということになった。だからといって僕にできることはほとんどなく、それ故に雑談…
・ときどき「文章」にまつわることを書きたくなる。いわゆる文章術や、書くときの心構えなど。ライターとして記事を書いたこともあるし、文章術についてセミナーを開いたり、教えたりしたこともある。低いレベルだが、自分なりに勉強して理解を深めてきた。…
・自分がなりたい、と思えるひと。先日ひょんなことからテレビに映り、その反響で多くのひとから連絡をもらった。その流れで、上司だったあるひとから「暇なら、遊びにおいでよ」と言ってもらい、会うことになった。そのひとは、ぼくがフィリピンでインター…
・アカデミー賞やカンヌ映画祭などを通し、一躍有名となった映画がふと脳裏によぎった。その映画には「格差社会」に関するメッセージがあると言われている。具体的には「富裕層と貧困層はお互いに交らない世界にいる」ということ。たしかにメッセージにまつ…
・コンサルティング業務に携わる以上、「長期的な目線」で物事を捉える機会が増えそうだ。大学生のときも経営戦略を専攻していたから、「10年後にはどうなるの?」と考えてたことはある。とはいえやはり、仕事柄の特性は、自分をその色に染めてしまうほど強…
・ふらりと訪れた、バングラデシュは魅力的だった。観光業が盛んなわけでもなく、長い歴史があるわけでもない。それ故に、見てまわるのは1日もあれば十分だった。しかし、ぼくが日本から来たといえば「Japan is a friendly county.」と多くのひとが答えてく…
・バングラデシュについたので、ネパールのことを振り返ろう。 ネパールにいたのは、4日間だった。初日と最終日は空港でバタバタしており、時間はほとんどない。首都であるカトマンズに到着してから、すぐにポカラという観光都市に向かった。ポカラに向かっ…
昨日の話につづくように、こんなことを思い出した。 とある会社で、仕事がうまくいかず、悩んでいるひとがいた。どうしたらモチベーションを維持できるかを、「はたらく道」の専門家に相談したのである。専門家は、こう言った。<バッドストーリーばかり見な…
・100人生きていれば、100通りの自己実現がある。自己実現が「幸せ」に繋がるとするなら、100人生きることは、100通りの幸せがあることを示す。似たような幸せもあるけれど、それぞれが異なっていて美しいと信じている。 アルバイトをしていた釣り公園でも、…
・ふだん「言う」や「書く」ということをするとき、どこかしらに相手の存在を気にしている。ひとりごとや日記を除けば、ほとんどだろう。そして「伝える」という行為を通して、知ってほしい自分をさらけ出している。わかりやすいのはインスタグラムで、そこ…
・<努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。>なんて、王貞治さんは言った。ひと握りの優れたひとたちを除けば、ぼくたちの「努力」は報われると限らない。M-1グランプリで優勝したミルクボーイのように、光のあ…
・ぼくは、なにを書こうかなぁ、書くことないなぁと思ったときには、とりあえず印象に残っているコトでも書こうとする。しかし、そこから納得して、良いものが書けたと思えることは少ない。文章全体の雰囲気がなんとなく良かったり、思いの外、まとまりのあ…