頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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せっかく、仲間とできるのに。 #325

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チームですることの大変さは、だれもが往々にして感じる。たとえば、自分の言っていることが伝わらない。逆に、言っている意味がわからない。「ひとりでやったほうが、はやいや」と思ってしまうと、とたんにチームでする意味を見出せなくなる。どうしてチームですることを、求められるのだろう。そんなことを、HRコンサル会社に入ったくせに思ってしまった。

そんななか「とある研修」を受けていて、プロジェクトワークをすることがあった。5人程度でチームになり、作成した広告を提案する。そこでぼくは、チームで働く上での自分なりのメリットを感じた。それらは2つで、1つは「喜びを共有できること」だ。ひとりだと、うれしいことがあっても誰かに伝えにくい。なぜなら「わざわざ」言うことで、自慢したいのでは?と思わせてしまうからだ。

もう1つは「自分の限界値を引き伸ばせること」だ。人によって違うだろうが、ぼくは自分のために頑張れない。しかしチームであれば「一緒に働くみんなが頑張ってるし、俺も頑張るかあ」という気になって、しんどいことでも踏ん張れる。その結果、ひとりでは出せないパフォーマンスが多々得られ、その度に底知れない自身の可能性を感じるのだ。限界とは決めつけであって、頑張るだけ引き伸ばせていけるのである。

そう考えていると、働くことに限らず、チームプレイに意味を見出せてきた。ひとりでやったほうが「早い」ときもあるけれど、良いチームであればもっと早くできる(気がする)。そして自己承認、自己成長という点では、チームはグンと良い。幸いにも、働き始めた会社には、協働する機会に溢れている。「せっかく、仲間とできるのに」と逃げないで、働く価値を最大化していく。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。