帰り道になにを思うか #395

オフィスからの帰り際、ふと明日の仕事のことを考える。＜今日できなかったことを、明日どうすればできるようになるんだ？＞それは、PDCAのP。明日の動きを、綿密に確認する。思えば、1日ずっと仕事のことを考えているかもしれない。ぼくは考えていないと、不安になってしまう。だからうまくいくために、できる限り思考を止めたくない。そんな状態をおそらく、この1年はしつづけるのです。

しかしそれって、非常によろしいことなのだと思う。いわば仕事において、自分の成長への課題としっかりと向き合えていること。聞いた話によると、世間ではドラマのような出来事が起こっていて、たとえば上司の「地位」や「名声」を失墜させるために、美人局をする。気にくわない同僚のうわさ話をでってあげ、社内にばらまく。といったように、会社内でのいじめや、部署間の対立などが起こる。

そういった状況だと、帰り道に考えることは変わってくるだろう。＜今日も上司にいびられて、イヤだなあ。明日イビられないために、どうしたらよいやろか？＞処世術のようなもの。それも仕事において大切な課題であるけれど、真正面から成長に繋がる課題は他にもある。そんな「イビられない方法」を毎日考えるのではなく、「自分の成長への課題」を考えながら帰ることは、ポジティブな状態なんだと思った。

帰り道になにを思うか。そのときの自分の課題がはっきり出る気がする。

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。