頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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会社の価値 #477

一緒に働くひとが辞めると聞いた。その瞬間はすごく悲しかったのだけど、その辞めるひとから「理由」を聞けば聞くほど、腑に落ちた。ポジティブな理由によって、やめることがわかった。

今まで偉大に思えていた会社でさえも、その会社を辞めるひとの気持ちを聞くと、途端に滑稽に思えてくる。「滑稽」と言うと大袈裟なのだが、普通の会社に思えてきて「意義」とか「正義」というのが分からない。

結局、自分が働く以上、よく思おうとするバイアスがかかってしまうのだけど、辞めるとなればバイアスはどこかにいく。働いている会社での得らえる価値というのは、その会社でいるときが最大であって、辞めるとどうにでも思えてくる。

「自分がいるから」という理由で、今の会社を誇張して捉えてしまうことが多いんじゃないか。それを、是正しなければ、会社の価値というのは見えてこない。その改善として、今いる環境を否定しようとする自分を飼う意識が大事なのだと思う。

「所詮、会社って〜」や「所詮、マネージャーって〜」と考えるだけで、見える世界は違うのだ。そうして、既成概念に囚われない姿勢こそ、求められているのだと思った。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。