心をあっためて、出社したいね。 #480

・ぼくのはたらく会社では「ひとは限定合理的な感情人」という前提で物事を考えるのだけど、ほんとうにそうだな。上司から指示されたことも、その上司が好きだったら「しよう」と思えるし、イヤだったらしたくない。また気分が良ければ、仕事における多少の無理も受けれいられる。目の前の目的より、その目的に至るまでの感情。

もちろん、目的も大事なのだ。目的があるから、過程が明確になることもある。モチベーションを維持できることもある。しかし、それ以上にひとが感情的であって、合目的的に動けないことを知っておいたほうが良い。これはマネジメントにおいて、すべての「上司」が気をつける点だと思える。

しかし決して上司に限った話ではなく、それぞれの「部下」も同様に、感情人であることを知っておいたほうが良い。「目的に対して、どうして達成できなかったのか？」という内省を行う際に、その原因が結局は「気分が良くなかったから」とか「気分が乗らなかったから」ということがあると思う。

低い生産性とか、論理的思考のズレとかも原因にもなるよ。けれど、感情も原因になるのであって、ないがしろにしてはいけない。だから仕事をうまくするためには、いつもより少し早く起きてホットコーヒーを飲んだりとか、お風呂に入ること。誰かと食卓を囲むことのようにして、心をあっためることを前より多く意識したほうが良い。

心をあっためて、出社したいね。

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。