スターと、スターを囲むまわりのひと

・突然、「もう一度プロ野球の世界に戻る」と言い始めた。

48歳での現役復帰。ふつうじゃああり得ないとおもう。その目標のために本気になって、プロ野球12球団が前で現役時代を彷彿とさせるパフォーマンス。「もしかしたら？」と思わせてくれた。

12球団合同トライアウトといって、プロ球団から自由契約となった選手によるアピールの場がある。その場で、10年以上も前の現役と変わらないスタイルで登場した新庄剛志。変わっていたのは所属していた球団のユニフォームくらいだ。

もし彼がもう一度、プロ野球の世界に戻っていたら？確実に、球界の人気に火がつくだろう。それは野球に興味のないひとが、球場に足を運ぶ。スターとは、何も知らなかったり、興味のなかったりしたひとの心さえ揺さぶる。

彼は野球史上に残るスターであって、だからこそ今回の復帰にも注目が集まった。正直にいうと、新庄と比べたら誰のどんなプレーも目がかすむ。なにせスターは、スターを囲むまわりの方が熱狂しているから。その様子は、マイケルジャクソンがビリージーンを披露したときのようなのだ。

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。Youtubeで新庄とマイケルの動画でもみて寝るか。