均質化と差別化

・日本レコード大賞をみた。

ずーっと優秀作品賞を受賞し続けている人もいれば、今回が初めての人、グループもいる。今年から一人暮らしを始めたのだが、家にテレビがないせいで、知らないアーティストが増えてしまった。LiSAとかNiziUとか、パフォーマンスを見てみると、すごく魅力的ですね。

BTSというグループも出ていた。韓国出身のグループで、ぼくがK-POPに夢中だった頃は「防弾少年団」という名前でやっていたかな。今はグローバル戦略の一環でグループ名やメンバー名をアルファベット表記にし、英語の歌を増やしている。結果的には、アメリカのビルボードチャートという最も有名な音楽ランキングで、曲を出せば1位を取る状態になった。

BTSと同じように日本に留まらず、欧米圏に進出するK-POPグループは過去にもいた。それらのグループとの違いは、なんなのだろう。個人的な感覚だと、彼らは他よりも洋楽色が強いんだよね。それにグループ感が強い。おそらく過去の例を踏まえて、どうやったら好かれるかな？というのを考えた戦略なのだろう。

今まで受け入れられなかったものが、受け入れられるとき、必ず外部の変化がある。それよりも目につけたい、内部的な戦略。BTSから感じるに、均質化したうえで差別化する。まず洋楽に近づけ、その上でK-POP（BTS）らしさが乗るステップを踏むようにしよう。

均質化と差別化。そのふたつを踏まえて行われる戦略が、あるものだと思った。

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。