頭サビ9割

頭サビ9割

〜自分と向き合う時間〜

MENU

他力本願くん

 

Hindu, Malaysia, Asia, Temple, Religion, Tourism・他者に依存してしまうこと、これは図らずもある気がしている。

よく彼氏と彼女の関係で、どちらかが依存してしまうことがあると聞く。これは、依存する対象が精神的に(またそれ以外によって)依存を必要とするだけでなく、相手の存在の良し悪しによって大きく変わるとおもう。要は、相手が「依存に適しているかどうか」である。

自分がうまくいかないときに、心が傷ついたり、萎えたりする。そのときに、自分を支えてくれる存在がいると、頼りにしてしまう。それは、きわめて普通のことだとおもう。そこに「おれが、おまえを支えてやる」とか「おれが、おまえを変えてやる」と言われると、もうそれは、そのひとなしではいられない。

「おれが、おまえを〜」ということばは、依存を促進するだけでなく、ひとを自主性を遮ってしまうのだとおもう。いわば、他力本願になってしまうのだ。「このひとが、自分を変えてくれる」という淡い期待が、自発的な意志を弱め、依存なしでは生きられない体にさせるかもしれない。

まわりのひとが、良いひとばかりだと、逆に気をつけたほうがいい。先輩や、彼氏(彼女)だってそうだね。それらは淡い期待をさせてくれることにより、自分が無意識的に依存することがある。そうしていつのまにか「盲目的な行動をしている」と、だいぶときが経ってから気づくのだ。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。ボロネーゼ食べたけど眠い。