「当然」の常識

異なる価値観のもと、育っているというのは、前提なのかもしれない。生まれたところも違えば、家庭環境も違う。年齢も違う。そういった変数をすべて1つのフライパンに入れて、炒めたら、毎回違う料理が出てくるようなものだ。

それでも、異なる価値観だったとしても、「おなじ」である部分がある。違う前提だから「おなじ」であることがうれしい。きっと、その数少ない「おなじ」を味わうために「ちがい」が多くなかったなあとおもっている。

おもうに、なにか1つでも強烈に違うなにかがあったとしたら、そんなひと同士が共生するのは大変だ。少なからずぼくには、それを乗り越えられる意志や、能力もない。だからできる限り、おなじようなひとと（プラベート）では一緒にいたい。

「当然〜だろう」という考えで、無意識に他者に期待してしまっていること。その当然の常識があっていると嬉しくなる。だって、それぞれの価値観が異なる前提だから。「当然〜」という今までの価値観の集合体のようなものが、いっしょだったらいいなあとおもった。

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。「（当然）とりあえず生（ビール）で」と口を揃えられるひとは、仲良くなれる。