頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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「すごい」と認める勇気

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おなじ会社の同期と話をしていた。毎月ある研修で、1ヶ月をふりかえる。自分の課題を見つけて、その原因をあぶり出し対策する。その対策を1ヶ月おこなって、またふりかえるのだ。そのくり返し。

そんな研修が今日あったのだけど、こんなことを言っていた。「うまくいっている方法を、優秀な同期に聞くことができない」と。聞くことができないのは、その同期の責任だけでなく、そんな雰囲気を作っている組織にもある。とはいえ個人なりにも、その課題に対策したほうがいい。

同期にアドバイスをもらったり、技を盗んだりすること。それは相当に難易度が高い。それは分かっていても、同期の優秀さを認められないからだ。おなじタイミングで会社に入ったわけで、いつのまにか明確な差があったのでは、プライドが傷ついてしまう。だから、ふつう同期に力を貸してもらうのは、簡単にできることではない。

とはいえ、おなじタイミングで仕事を始めたからこそ、差が生まれるほどの「違い」があるわけで、その点は学んでおくのいいんじゃないか。そのために、どういう心構えでいるかというと、あえて同期を「同期」として捉えないことだ。実は、同期を「すごい」と一度割り切ってしまうと、”おなじ立場でなく”捉えることができる。

そしたら同期に対しても、素直に頼れ、うまくいっている方法はもちろん、うまくいかないことも相談しやすくなる。これは、「すごい」と認める勇気なのだとおもった。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。