頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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メンバーに鎌をかける

Stollen, Bread, Crumbs, Pastry, Baked, Food, Snack

リーダーとして、賭けに出てみる。

とある研修があって、ぼくはリーダーを務めている。9チームのうち、1番を目指すのだけど、ちょっと大きなことを言っている。「私たちは1番になって当然」だとか「みんはすごいから、ぜったいにうまくいく」とか。そんなことを言っていると、自然と「ほんとうにそうなんじゃないかとおもえてきた。

チームメンバーのパフォーマンスを最大限引き出すためには、リーダーの役割が非常に重要だ。要はリーダーがチームメンバーを鼓舞し、ケアし、「できる」と思わせることが大事である。もとよりメンバーが自信がない場合は、たとえ根拠がなくても「あなたたちはできる」という鎌をかける。それが「私たちは1番になって当然」だとか「みんはすごいから、ぜったいにうまくいく」という言葉である。

この鎌をかける行為は「期待を与える」という行為と近しい。そのうえで求められるのは、その期待を成果と結びつけることだ。もし期待を与えたとして、結果につながらなかったなら、それ以降のリーダーの言葉は響かなくなってしまう。だからリーダーは、戦略的にサポートをしなければならない。そして、成果を出さなければならない。

これは、一種の賭けなのかもしれないが、リーダーからの鎌(期待)なく、メンバーのパフォーマンスは最大化されないと思った。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。