頭サビ9割

頭サビ9割

〜自分と向き合う時間〜

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友だちが減った

Coffee, Grill, Fire, Heating Up, Breakfast, Camping

・減ってもいい。

大学時代の友だちと飲んでいて「友だち」について話をした。そのひとは言う。<うち、友だち多いと思ってたけど、いまほんまに友だちやと思えるん、めっちゃ少ないわ。>その話を聞いて、他人事ではないなあとおもった。気づけば、ぼくも友だちだとおもえるひとが減っている気がする。

友だちといえるのは「定期的に連絡をとっていたり、会っていたりする親しいひと」なのかもしれない。だから大切なのは「いま」だ。むかし仲が良くても、いま一定の間隔でコミュニケーションを取れていなかったら、友だちとは思えなくなる。不思議なもので「友だち」という度合いが薄まっていく。

きっとその友だちも、ぼくも「いま」連絡を取っているひとが少なくなっているのだ。コロナウイルスの騒動があったり、就職を機に上京したりして、”友だちだったひと”と気軽に会いづらいのもある。その結果、自信をもって「友だち」と言えなくなっているんだね。

そうやって、友だちであることに自信が持てないひとが増えると「実は、自分は友だちが少ないんじゃないか?」とか「友だちってなに?」というように不安になるのだろう。しかし、それは「いま」コミュニケーションを取らなくなっただけで、親しい(親しかった)ことには変わりないし、いつだって友だちに戻れると信じている。

とはいえ社会人というのは、学生時代より時間が限られているのは事実だ。定期的なコミュニケーションをとれるひとも、少なくなって仕方がないんじゃないか。量ではなく質で、少なくても深い関係を気づければ幸せだね。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。コーヒーを飲む。