手作りカレーライス。

・子どもの頃を思いだす。

息苦しい世の中だなあ。心がキュッとなってるよ。明日で人生が終わるとおもって、生き急いでるみたいに。＜なんでも、うまくいかないといけない。＞そんな前提をもって、完璧に生きようとしている。だから、うまくいかなかったら、心が苦しくなってしまう。アレもコレも、弾き飛んじゃえばいいのに。

そんなときに、カレーライスをつくろう。買うんじゃなくて、一から作ろうね（カレーの粉は、市販のルーで大丈夫）。なにを入れようかな、じゃがいも、にんじん、たまねぎ。お肉は豚か、牛か、鶏か。隠し味に、りんごやコーヒーを入れる工夫をするのも楽しい。

手作りのカレー。子どもときに誰もがつくったよなあ。料理をしなかったひとでも、学校や地域のイベントで一度は作ったはず。そうして作ったカレーの味というのは「美味しい」そのものだった。「美味しい」という感覚を、あのときに学んだように。いまでも手作りのカレーの「美味しさ」を通じて、子どものころのゆっくりと生きていた頃に戻れる気がする。

手作りカレーライスは、素朴であるほど良い。洒落たカレーなんて、下北沢（大阪だと堀江）にいけばいくらでも食べられるんだから。一緒に子どもの頃に戻ろうよ。

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。どうせ明日は生きているんだから。