頭サビ9割

頭サビ9割

〜自分と向き合う時間〜

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きっかけは小さなことから、結果的に大きなこと。

Mountain, Sunset, Landscape, Panoramic, China

・だれのために、がんばるか。

ディズニーの映像作品である『ムーラン』を観た。ストーリー舞台は昔の中国で、主人公はとある部族の少女である。作品では彼女が体の不自由な父に変わり、戦いに出る場面を描いている。

この作品でポイントになるのは、性別である。そもそも当時の役割分担におけるルールとして、男性しか戦いに出られない。しかしムーランは「自分が自分らしくありたい、自分がしたいことが、戦うことで自分らしくなれる」と思い、性別を隠して戦いに出るのだった。

ムーランは戦うまで、どこか受動的で、親のいいなりに従い動いていた。(当時の中国では「受動的である」ことこそが「おしとやかさ」につながり、女性らしさであるようだった。) それがムーラン自身にとっては違和感で、戦いにて「自分で考え動く主体性を持つこと」が、「自分のため」になると感じたのだとおもう。

しかし作品の後半でムーランはこんなことを言っていた。<「父のため」に出兵することが、親孝行になる。また自分が戦う方が「国のため」にも役立つ>

ムーランのごとく、きっと大きなことを成し遂げるには、自分のためだけでは動機付けしきれない。だからなにか大それたことをするとき、きっかけは小さなことでいいし「自分のため」でいい。しかし途中で辛くなったときに「自分以外も幸せにする目的」を定めることで、踏ん張りやすくなる。結果的に振り返ってみたときに「周りや、社会のため」に、自分が動いていたと気づくのだとおもった。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。あしたから13連戦。