頭サビ9割

頭サビ9割

〜自分と向き合う時間〜

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4年に1度の執念。

grey stones

・じぶんが執着していないほど、その異様と思えるほどに「金」へ固執する選手の姿に感嘆の念をおぼえる。その姿は一種のアートのようで、4年(以上)越しの想いがこもっているから美しい。なんだかんだ、オリンピックが好きだ。

家に帰ってSNSを見たら、オリンピックの話題で持ちきりだった。卓球ではミックスダブルスという種目で、日本代表が史上初の金メダルに王手である。もしかしたら歴史的な瞬間を迎えるかもしれない、そんな機体を胸にスマホでライブ映像をみる。

どんな感情なのだろう。自分自身によって点を取らなければいけないという感情と、自分のせいで点を失ってはいけないという感情。それが同じチームのペアにもおもっている。すこしでもボールの側面が適切に当てなければ、それが命取りになりうる怖さ。

4年に1度かつ、日本の代表として、日本で開催される大会で、史上初の快挙に向けた王手という状況。それは「絶対に勝つ」という信念では賄えないほどの重圧があるのだろうか。それとも4年間の期間を経て、そのような状況でも乗り越えられるほどの「執念」が生まれるのか。

じぶんが執着していないほど、その異様と思えるほどの「金」へ想いに震える。圧倒的に非日常な様子は、4年に1度というタイミングだからこそ、人生にとって意味を与える。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。また4年後にも、このようなことを書いているのかな。