頭サビ9割

頭サビ9割

〜自分と向き合う時間〜

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応援して、気分転換

祈り, 手, 教会, ライト

・救い。

休みの日はわりとYoutubeを見るのだけど、ぼくはドキュメントを好んでいる。何度かここでも話題にあげた「ホストTV」というチャンネルがあって、ぼくはそれを見るようになっていた。

ある投稿は、売れないホストがはじめてシャンパンを入れてもらった回だった。ホストというのは、お客様(姫と呼ばれる)から1本10万円以上する高額シャンパンを入れてもらうことで、はじめて売れっ子の一歩を踏み出す。その売れないホストは3年以上はたらいて、ようやくお客様からシャンパンの注文にいたった。

きっとお客様は、そのホストの生き様を応援しているのだとおもう。お世辞にも売れているホストよりもかっこいいわけではないし、トークがうまいわけでもない。しかし、そんなホストでも売れることを夢見て、腐らずに働いていると。ひとは目標にむかって、折れずに進む姿に、応援したくなる。

応援しているときは、自分が辛い状況にいたとしても、その現実を忘れることができる。現実逃避はときに非難されるが、気分転換としての価値がある。だから、たとえその対価が一般的に高かったとしても、なによりの気分転換としてホストクラブが存在することは、そのお客にとって救いなのである。

応援を通して、気分をリフレッシュすること。オリンピックが終わったから、ぼくは野球でもみてしようかな。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。

5連戦、2休息日

サンColoman, 教会, 建築, シュヴァンガウ, バネ, 山, 建物, 教会塔, チャペル

仕事は週休2日だ。個人的に意識していることは、仕事を野球のように捉えること。ぼくは営業をしているのだけど、日時の営業目標というのがあって、その目標目指してはたらく。それを5日間繰り返すわけです。これは、野球選手が火曜日から同一カード3回をにセットするのにも似ている。それにそのなかで1日に2本ヒットを打つとか、そういった目標を掲げているだろう部分においても似ている。

最近はこの日記のようなものを、毎日ではなく書けるときに書くようにしている。もし溜め込んでしまった際は、そのぶんを時間に余裕があるときに書く。すると、たいてい金曜日と土曜日のぶんを、日曜日に書くようになった。金曜日は、ほんとうにもう、疲れきっていて、とにかく早く寝たい。土曜日は、とにかくなにもしたくなくない。そうして「2日休んでは5日書く」というのが習慣のようにになってきたな。

むかしは翌日が仕事であっても、あまり気にせずに遊んだこともあった。しかしいまのぼくは、野球選手と同じく連戦後はゆっくりと休んでいるし、試合後の過ごし方も、できる限りからだに負担のないようにしている。もしかしすると、少しずつ意識がプロフェッショナルになっているのかもしれないと思った。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。ここからふたつ書くよ。

救いになることば。

Beach, Shoreline, Aerial View, Bird'S Eye View

・ふと、思い浮かぶことば。それが、救いだったりする。

<どうにもならんことは、どうにもならん。>あるプロデューサーが言っていて、いまも記憶に残っている。ある種の潔さが、すごく気持ち良い。すごく難しい局面に立っていても、最後は思うようにしている。どうにもならないことなら、仕方ないってね。周りに認めてもらいたい一心で、ただ一生懸命に仕事をするけれど、力不足のことだってあるのだ。そのときは、潔く諦めよう。

救いになることば。どれくらい思い浮かぶだろう。それはいわゆる名言の中でも、心にくるものだし。そのことばを聞いたときに、胸に刺さるような出来事があった。つまり思い出の数だけ、そういったことばが生まれるかもしれなかった。そうおもうと、ことばと共にぼくたちは時を過ごしていて、ことばと共に成長している。

社会人になって、苦しいときほどに、声をかけてれるひとのことばは忘れない。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。明日が最終日か。この4連戦。

準備ができてなかったとしたら?

すべてのいい条件が整ってから、スタートが切れるなんてことは、ほぼないと思っていい。なにも片付いた部屋で、腹が減ったときの準備もできてて、他の仕事はぜんぶ済んでいて、だれも邪魔しに来ないし、睡眠も足りていて、仕事の資料や道具も揃っている…って、そんな状態はあるわけがないのに、それを願ったりする。あなたもそうだろうし、わたしもそうだ。

「ほぼ日-今日のダーリン」より

なにかをはじめるとき「うまくいけばいいのに」と他人顔で自分の幸せを願っている。そんなときは、たいていうまくいかない。なぜなら、十分な準備ができていないからだ。完璧な準備ができることはなくても「これだけすれば大丈夫だ」と思えるほどに。実は、そのレベルまで時間を費やせることはほとんどなくて、だいたい中途半端な準備で戦っている。そんな世界観が多くのひとにとって、当たり前じゃないかな。

その前提において、「準備する力」は大きな武器だ。スタートラインに立つ段階で、勝ちに大きく近づくことができる。

そんなことはさておき、やっぱり準備が十分じゃないなかで「戦う術を知ること」も大事だ。そのひとつに、勇気があるな。馬鹿みたいだけど「なんとかなるでしょう」と怖いもの知らずの感情になれるか。この力は「準備する力」よりないがしろにされるかもしれない。ちゃんと準備するほうが、真っ当のように思えてしまうから。けれど、振り返れば(リソースの問題で)準備は十分にできないのが世の常であるから、その状況を受け入れ、立ち向かう勇気は大切なのだとおもった。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。スポーツのようなもの。