頭サビ9割

頭サビ9割

〜自分と向き合う時間〜

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じつは楽して生きていたい

person jumping on bridge

・なにもしたくない、というのを言葉にしてみる。

別に何かを成し遂げたいわけではないし、何者かになりたいわけではない。ただざっくり、何も得られないと後悔しそうだという不安がある。

その不安が突き動かすのは、20代という時代の仕事。バリバリ仕事をすることで、不安を解消できる。それで、かならずしも何かを得られるわけではないのに。これだけ働けば〜という想いがプレッシャーでもあり、願いにもなる。

しかし、じつは楽して生きていたいという思いだってある。毎日プレッシャーを感じながら仕事をしていると、まったく仕事をしないでいたら?という気持ちにもなる。実際、その状況になると1週間もすれば「またバリバリ働きたい」と感じるのだろうけど。

プレッシャーを抱えて生きていくなかで健康であるためには、負の感情を適度に出すことである。溜め込まないのは、植物だってそうだ。水やりをするときは、一度にたっぷりの水をあげる。それは老廃物を一気に外へ出すためである。

同じように、ひとだって定期的にストレスを出す行為が大事なら、ストレスを向き合い、意図的に外に出すのが1番じゃないか。ぼくは、仕事で疲れたら、疲れたなーっていうし、なにもしたくないときは、なにもしなくない!!って言葉にする。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。適度が大事。

表層だけをかっさらうような、発言をしていないか。

white powder on brown textile

学生のとき、文系のぼくが社会に出て”売れる”ための活路は英語であると本気で思っていた。だから海外で留学したり、インターンをしたりして、英語を使って仕事ができる準備をしたんだな。結局のところ、ぼくは海外とは全く関係のない世界で必死になっている。

英語を話していたときを思い出すと、そのコミュニケーションにおいて「英語を話している」という高揚感があった。しかし心の奥のほうでは、自分の本音が言えていないような、感覚もあった。

英語は母国語とは比べものにならないほど不自由である。「It is so that 構文」といった決まったフレームや「If anything〜」のような決められた英熟語のように、はじめに形ありきで、当てはめるように言葉を選んでしまう。すると、少しずつ本当の思いとはズレていく。

表層だけをかっさらうような、発言をしていないか。深層の想いに触れることののない発言を、学生時代の英語だけでなく、社会人になった現在もしているのか。日本語でさえ、それっぽいことを言っているときは要注意だ。そのことばをいうだけで、話が進んでしまえば、自分の想いを乗せずに楽をしてしまう。

それだと、相手からしても想いが見えないし、自分にとってもストレスになる。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。早く寝なければ。

売れ続ける。

shallow focus photography of Taxi signage

・営業の世界というのは、お笑いと似ている。どちらも会社や事務所に所属していても、成果は個人に依存しがちだ。すごくシンプルにいえば、自分ががんばれば、そのぶん報われるし、その反対だってある。まるで個人事業主のようなもの。そしてどちらもゴールは、一定の成果を残すこと。その成果というのは、まわりのからの評価によって決まる。どちらも「売れたね」って言ってもららえればいい。

ぼく自身、営業の世界に足を入れてみて、すごく感じること。それは「売れること」の怖さである。目指しているものの、売れてしまえば、その世界から足を洗わない限り「売れ続ける」しかない。売れたことで得た富や、生活。それに伴うまわりからの期待。それを失うのが怖くて、ふとしたときに、すごく臆病になるんだろうな。

メタファーとしての芸人で、売れ続けているひとはすごい精神力だよ。あるレベルまでいくと安定しているように見えるけど、そうじゃない。実は毎回の機会でパフォーマンスを出し続けている。休むこともなく、怖さを乗り越えた強さがある。お笑いのスキルだけでなく、精神的にも強いひと握りのひとが生き残っているのだ。きっと営業も、ずっと続けるのなら、同じなのだろうとおもった。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。解散しよう。

関係性ありき。

ポテト, 通路側, の間に, 方向

・けっきょくは関係性。

とどのつまり、なにを言うかより、誰が言うか。いや、誰が言うかより、いつ言うかかもしれない。同じことでも、誰が言うかによって納得度合いは正直違う。しかしたとえおなじ先輩であっても、頻繁にコミュニケーションをとっていたときと、あまりとっていないときでは、そのメッセージの捉え方が変わる。(ほかにも、お腹が空いていたときに言われると、感覚的にネガティブに捉えてしまうことがある)

特に相手にとって都合の悪い話をするとき、あまりコミュニケーションをとっていないのであれば、最大限ケアーしたほうがよい。「いつも嫌なことを言うひと」というポジショニングがまずく、そうなると内容問わず中身が入っていかない。それに、どんどん関係性は悪くなる。よほど都合の悪いことを伝える意図が理解されない限り、日頃から何気無いコミュニケーションをすることが大事だ。

けっきょくは、関係性ありきで、そのうえにメッセージは乗ってくる。だからとくにフィードバックする側は、意識的にコミュニケーションをとっていたい。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。リモートワークだったらなおさら。