頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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スターになるためのロールプレイ #313

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・ああー、少しずつ前に進む感じがする。社会人になった実感というのは、おそらく去年のひとよりずっと少ないけれど、それでも時に感じている。大学生では抱かなかった責任感や、築かなかった人間関係があるから。「社会人になったなあ」と思う。この2週間では、研修の詰め合わせと言わんばかりに色んなひとから話を聞いた。そして社会に入りたての「君たち」が意識すべきスタンスがある、と偉いひとが言ったのを覚えている。

そのうちの1つが「Roleplay(ロールプレイ)」だった。ロールプレイを一言で表せば、ひとの気持ちを想うことだ。物事に対し「どう感じるか」には正解はなく、誰もが様々な感情を抱く。例えばリンゴが落ちていく様子をみて、それを「ああ、もったいない!」と感じるひとがいれば「面白い!!」と感じるひともいるだろう。自分の感情や考えだけに偏るのではなく、他者がどう思っているのかを想像しなければならない。それが円滑かつ豊かな人間関係の種になる。

しかしそう簡単にできるとは限らず、的外れなロールプレイをすることもある。「相手はこう感じるはずだから〜」という想像が、相手の持つ実際の感情とは違ったらどうだろう。相手にとっては、疲れるだけかもしれない。そんなこと、思ってないのになあ・・・ってね。ほかには「思いやれてないロールプレイ」もある。「あなたは(どうせ)こう思ってるんでしょう…?」という態度でひとの気持ちを想うこと。ロールプレイにはリスペクトがセットであり、偏見に満ちた想像は関係を悪化させるんじゃないか。

このように書いたのは、ぼく自身ロールプレイがうまくできないからだ。大学時代では「好きなことを好きなように言う」キャラに助けられていたものの、今はそうではない。働きはじめて「社会」に入り、「組織」に入った。そこに甘やかされる環境はなく、まわりは自然と厳しくなる。そして自分もスーツを着てネクタイを締めるたびに、自分に厳しくなるべきだと思った。課題であるロールプレイを、できるようになること。それがいつの日か、スターになるためには必要なのだ。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。